研究開発体制

研究開発体制

私たちがめざすのは、乳酸菌をはじめとした有用微生物の未知なるチカラをみつけだし、それをヒトの健康力へと変えていくことです。そのために私たちは、基礎研究から製品企画、試験、製造、発売までを一環して行っていますが、そのプロセスを新製品ごとにひとつのプロジェクトとして推進する独自の研究開発体制を確立しているのが大きな特長です。

基礎研究

私たちが所有する400株以上の菌ライブラリーをベースに、オンリーワン製品の開発をめざして大学などとの共同研究を通じ、有用微生物およびその代謝物の探索を行うのが菌・代謝物研究センターです。それと同時にそれら有効性や安全性の評価、製造方法の確立や実用化への検討なども行います。また、この段階から知的財産室が参画し、研究開発によるさまざま発見を特許権というカタチで保護する活動を行い、他社の模倣や追従を許さない戦略的環境をつくりだします。

企画・製品デザイン

開発企画課は菌研究の成果をベースにコンセプトを練り上げ、新しい切り口の製品企画に携わるとともに、発売に至るまでの開発プロジェクト全体の取りまとめ役を果たします。新規機能性脂肪酸「HYA」を第一号とする新しいポストバイオティクス事業の開発戦略やビジネスモデルの検討もここで行います。また、基盤技術研究センターでは新製品のテーマやコンセプトをもとに、品質確保のための剤型や原材料の選択、製造方法の検討などを行い、少しずつ新製品がカタチづくられていきます。

試作・規格設定

製品デザインされた新製品がより服用しやすく、確実に薬効を発揮する製剤であるかを、ラボスケールでの検討に続いてパイロットスケールでの実験でも確かめます。それと平行して分析化学研究課では新製品の中に設定した規格通りに有効成分が含まれているかの検査を行うとともに、これからの品質管理のための試験方法も確立。つねに規格に適合した製品を製造できるように法的基準に則った評価を行い、そこで明らかになった技術的要件は工場の品質部門へとリレーします。

提案・臨床試験

一般用医薬品は試作を終えた段階で、開発企画課が中心となって発売会社への企画提案を行います。発売会社には大手製薬会社も多く含まれますが、私たちが提案する製品にはいつも新鮮な切り口があり、それが医薬品の“開発提案”というどこにもないビジネススタイルを可能にしています。一方、特定保健用食品に代表される保健機能食品の場合は動物による非臨床試験を終えると、臨床試験へとステップアップします。ここでは薬制調査課が試験計画の作成から実施、管理までを受け持ちます。

承認申請・審査

薬制調査課ではつねに医薬品、医薬部外品等や食品に関する法規の動向をキャッチし、その製造販売に関する承認申請から許可取得、維持管理までを行います。また、新たに開発した保健機能食品などを海外へ展開する場合には、この段階から海外企業とのアライアンス業務を担当するグローバル事業部が中心となり、その国のマーケットニーズに合わせた製品にするためにアレンジメント。現地のパートナー企業を通じてお届けしていきます。

発売

新製品の発売にあたってはPRデザイン室が各種媒体への広告出稿や展示会出展などを企画・実施し、販売促進を行っていきます。PRデザイン室の役割はこれだけに止まりません。プロジェクトの全プロセスに参画して広報活動を担っており、ホットニュースを報道機関へのプレスリリースなどにまとめあげて広く社会へ発信しています。また、知的財産室では製品名称やロゴデザインなどを商標権というカタチで権利化し、グローバルスケールで新製品を守り抜く知的財産戦略を展開します。